「独り言」:2025年 気に入ったドラマ
ネット時代となった今でも、TVドラマを見るのは好きです。
特に、連続ドラマをよく見ます。さらにいえば、NHKのドラマが何故かお気に入りで、「夜ドラ」の時間帯は、その日の最後にみるみな丁度良い気がしています。
ということで、今年、気に入ったドラマを振り返ってみましょう。
[ドラマ10]家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
これは、原作者の家庭の出来事をもとに、ネット投稿~書籍そしてドラマへとなったものです。
原作者の方は、関西のTVでちょくちょく見かけていましたが、その人が書いた話とは知りませんでした。
周りから見ると、結構大変な家族に見えるのですが、それを笑いに変えれば悲劇も喜劇になるとか、言っていました。
このドラマをきっかけに、この作家さんの他の本も読んでみました。実際の出来事を紡いで、一つの話にしていくというスタイルは、どこかで、フィクションも書けるようにならないと、大変かな?と勝手に心配してしまいます。
そうしているうちに、フィクションも出されているよう、また、読んでみたいものです。
ドラマから感じたことは、「人間万事塞翁が馬」的な行動を連想しました。
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VRおじさんの初恋
このドラマは、原作とは少し違った脚本で作られているようです。
VR世界での活動している人が、そこでの出会いや、出来事の影響を受けて、リアルな本人にも影響を与えていくような話です。
私自身が、友人とVR空間で数年話をし続けているので、何とも不思議な感覚でドラマを見ました。
一番気に入ったのは、ドラマのエンディングで流れる、 C & K 「旅人」という曲が気に入っていました。
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船を編む~私、辞書作ります
辞書編集者を描いたドラマです。
辞書は、単にわからない言葉を調べるために使うモノという使い方でしか使ったことがなかった私に、そこに書かれた出典や用例は、結構意義深いもので、さらに、辞書掲載される言葉を選ぶことの意味など、本当に興味深いことをを、人間ドラマとして描いていました。
印刷された情報だけでなく、印刷する紙にまで、注意深く考えているなど、デジタル時代においても、読み物としても意味がありそうな、そんな感覚を抱きました。
WiKi Pediaで何でも調べられるような時代、必要な言葉をドンピシャで出せることは、知識の幅は広がらないのかもしれません。知識は、その言葉の周囲を含めて、なんとなく、ぼんやりとみておくこと?
そんな人間の感性を感じさせてくれるドラマでした。
生成AIの今でも、辞書を開いてみたくなります。
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宙わたる教室
定時制高校の物理部が、「地上に火星を作る」というテーマで高校生の論文発表会での発表を行うまでの取組をドラマにしています。
定時制高校ということで、全日制とは違う生徒の置かれた環境があります。
その中で、登場人物が、ぶつかり合いながら、色々な苦難を乗り越えながら、人として成長していくものです。
私の出身の高校も、定時制科があり、夕方には教室は空けなければなりませんでした。
その頃は、その後、定時制の人が勉強していることは、全く意識の外でした。
定時制の職員室もありましたが、入ったこともないので、定時制は、自分にとって存在していないのも同然でした。
同じ校舎を共有しているにも関わらず、何も知らないのです。
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[夜ドラ]ユーミンストーリーズ 春よ、来い
ちょっと不思議なドラマです。
毎回15分で、4回で一つのストーリーになっています。
それが3話で構成されています。
一番好きなのは、第3話「春よ、来い」です。
この最後の回が本当に気に入っていて、今でも、時々録画したものを見ています。
エンディングで、ユーミンの「春よ、来い」が流れますが、それが、ドラマとベストマッチしています。
一つだけ気になるのは、エンディング曲が、番組の尺と合わず、最後が通常の曲のフェードアウト以上に、急激にしぼられ、ドラマの余韻に浸れないってところです。
映画なら、エンドロールで、きっちり入るところですが、15分の番組では、無理がありすね。
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[番外]大河ドラマ:光る君へ
毎年見ている、大河ドラマは、やはり今年もよかったです。
平安時代の貴族隆盛期の話は、あまり見たことがありません。
そのせいか、歴史でも、平安中期はあまりよく分かっていません。
平安後期の武家である平氏が台頭してくるあたりから、戦国、江戸、明治への流れは、主人公を変えて、様々な視点で歴史を描いていますでの、ドラマとはいえ、おおよその歴史の出来事は、30年以上見ていると、それなりに分かってきます。
しかし、平安初期~中期は、初めてで、源氏物語もよく知らないので、新鮮に見ることができました。
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今年も、ドラマを楽しみました
毎年見ていたドラマを通して、自分の記憶が形作られます。
その頃気によく聞いていた音楽や、TVなどを通して、その当時を懐かしむことになるのでしょう。
今日は、2024/12/31です。