「ChatGPTは電気羊の夢をみるか」の対談は興味深い視点が盛りだくさん
2023/6/20に配信された、「クラウドエース対談企画「ChatGPTは電気羊の夢を見るか?」」を視聴する機会がありました。実際には、1か月後の7/19日に、毎週メタバース(Horizon Workrooms内)で、「新しいフロンティアを求めて」という身内の情報交換の場で、紹介され視聴したというところです。
動画のリンクは、以下に書きます。
このリンクは、Fullバージョンではないので、Fullバージョンは、この動画のページにアクセス方法の記載があります。
この動画で、成田悠輔先生の社会を捉える視点に、「サスガ!」っていう感じです。
「ChatGPTが、人の仕事を奪う」とか、AIをネガティブに捉える話題が、TV番組で取り上げられたりとしていますが、対談という体裁をとっていますが、先生の話の部分だけ聞くと、とても刺激を受けます。
本編で語られる、倫理とか教育の話や、AIが紡ぐ言葉で、人間社会が変わって行く可能性の話は、本当に興味深いと思います。
冷戦崩壊前は、「資本主義vs社会主義(共産主義)」の対立の中での発展の時代。
その後の2000年は、「自由主義vs全体主義」の対立のように、常に富を取り合うという軸で、人間社会が発展してきたものが、これからAIの普及で、どう変わっていくのでしょうか?
全体主義的な国で、言論統制や情報統制を行った先に、どういう未来を描いているというのか?
自由主義と言われる国でも、知らないままで、思考を統制されているのかもしれません。
人が人を言葉で統制している今の時代(言葉の先に力を使う事を想定していることも含めて)、その言葉をAIが紡ぎ始めると、人が、その言葉について行けなくなった先に、どういう世界になるのか?
という問いかけに、あなたなら、どういう未来を描けるでしょうか?
「ChatGPTは電気羊の夢を見るか」というタイトルは、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(フィリップ・K・ディック (著), 浅倉 久志 (著))に掛けたタイトルのようです。この本も是非読んでみたいですね。