新年に向けてメイン開発機のSSDを入れ替えました

現在、メインの開発機材は、2年ほど前に購入したIntel Core-i9-Kに1TBのSSDをベースに、データ用に6TB の内蔵HDDを使用しています。
まだ、2年なので、OSがインストールされているSSDは大丈夫だと思っていましたが、CristalDiskinfoというツールで監視していると、健康状態が、96%(正常)と出ています。
11月くらいは、確か97%(正常)で、なんか、少しずつ劣化しているので、気になっていました。

このPCが、使えなくなると仕事にも影響が大きいですし、かといって新しいPCを購入するには、もう少しさき、せめてWindows12がリリースされてからとも思っています。

ということで、結論としては、SSDを交換しておくという決断をしました。
実際にはSSDは初期不良もあったりして、交換してもすぐに壊れることもあるようなので、少し心配ですが、交換したSSDを最悪の起動用に置いておけば、なんとかなりそうと交換することにしました。

交換手順をまとめてみます。

準備

交換を行うために、次の準備を行いました。

  • SSD購入:SSDのタイプ(インタフェース種別、容量、スピード、安定性の口コミ)
      WD BLACK SNS850X HS 2000GBを購入しました。
  • 移行ソフト購入:フリーの製品でもよかったのですが、仕事用ということもあり移行ツールを購入
      EaseUS Disk Copy Pro (永久ライセンス)を購入しました。
      購入前に、チャットで心配事などを相談できてよかったです・
  • PCのメーカーにSSDを移行する方法の確認:PCメーカーでディスクの移行などは公式手順は提供していませんでした
      メーカーのチャットで、公式手順でのSSD交換(データ移行)はサポートしていないそうでした。
      純正部品以外の影響での故障も保証対象外という、当たり前の回答でしたが、
      公式な方法が提供されないことなども確認できたことは、作業を自前で考える決断ができました。

SSD交換

いよいよSSDを交換作業を行います。

  1. PC電源を切り、SSDをマザーボードの空きスロットに装着
  2. EaseUS DiskCopyで新しいSSDの認識を確認
  3. 「ディスクモード」で、ソース(コピー元)を選択:現在稼働のOSのSSDを選択
  4. 「ターゲット選択」で、追加したSSDを選択し、「SSDの場合…」のチェック
  5. 「パーティションを自動調整」として実行
  6. 10分くらいで移行完了(データ量によります)
  7. PCを再起動して、DIskを確認:
      AドライブとBドライブができていました。BドライブにコピーしたCドライブのデータがコピーされいます。
      まだ、従来のSSDで起動しています。
  8. PC電源を切り、従来のSSDを取り外し、保管。
  9. 新規SSDを従来のSSDのスロットに取り付
  10. PCを起動
  11. Cドライブが新しいSSDで起動:
      Disk容量などを確認
      今まで通りに使えることを確認

SSD交換してみて

SSD交換は、とても簡単におこなえました。
実際にクローンしてる時に、パフォーマンスモニタで、コピー速度を観察していましたが、元のSSDからの読込速度と、新しいSSDの書込み速度は、だいたい同じですが、アクセス%は、なんと、書込みの方が断然小さいのです。
つまり、SSDのアクセス速度から見ると、既存のSSDより新しいものが早いということを実感できます。

移行後のPCの起動や、ツールの起動速度なども、なんとなく早いよな気がします。

もちろん、CrystalDiskinfoでドライブの健康状態を確認してみましたが、100%(正常)となりました。

これで、来年の開発もひとまず安心できそうです。
日頃のバックアップは欠かせませんが、それもツールで自動化しているので、まずは今年の懸念事項は解消しました。

この1年の開発環境について

TanaKafeWorksを個人事業として始め、お仕事もいただけたので、開発環境整備に力をいれた1年でした。
元々、会社員時代も、ほぼ、20年くらい、自宅の開発環境を稼働し続けていましたので、それなりに機器は揃えていましたが、個人事業となるとBCP対策として自己責任として取り組む必要があります。
そのようなこともあり、整備したことを書き出してみましょう。

  • EaseUS Todo Backup : 会社情報/開発データなどをNASへBackup
  • Meta Quest 3:Metaverse Labo実験機材
  • 28型 4Kモニター: JAPANNEXT 3台(DX案件の為開発画面拡大のため)
  • WiFi中継器:Buffalo 3台(実験環境のため)
  • APC 無停電電源装置 :BK750M-JP 正弦波 ホームオフィス向けを2台
  • SSD:メイン開発機のSSD安定化のため

一つだけ心配事は、無停電電源装置の容量が少し足りないということです。
通常は問題ないですが、メインPCがフル稼働(グラボがフル稼働)したときは、容量が足りません。
完全に対応するには、サーバ用のUPSが必要になり、とても置けるようなものではありません。
そんなことに使うこともほとんどありませんが、今後、PC購入時には、電力量も考えて整備しなければならないことを、今になって認識しました。

さて、来年はどんなテーマの開発になるか、準備は整えました。
来るべき、2024年へ向かいたいと思いつつ、今年のブログを終えます。
みなさん、良いお年をお迎えください。