TanaKafeWorks、はじめての決算を終えて
2023/4/1から、個人事業主としてTanaKafeWorksの活動を開始し、2023/12/31が、自営業の決算日となりました。
2/15から確定申告の受付が始まり、はじめての決算を行いました。
お陰様で、お客様からお仕事もいただき、売上も計上できました。
会社員時代では、組織の計画に合わせて経営的な数字の管理も行っていましたが、本当の経営者として、税務署に届ける立場になると、かなり緊張しました。
これから、個人開業を考えている人に、参考になればと思い、この決算に向け行ってきたことを書いてみます。
決算のために準備したこと
決算に向けてTanaKafeWorksとして準備してきたことは次のようなことです。
開業前準備
- マイナンバーカードは登録済しておきましょう
- 開業届から経理処理の方法を検討→freee開業/freee会計/freee請求書を使うことを決めた
- 税務署への開業届→freee開業作成書類を税務署へ届け出(青色申告事業者登録)
県への事業届 - 銀行→事業用の屋号付き口座開設(少額振込手数料のかからない方法もあります)
- クレジットカード→事業用のクレジットカード
- 事業用の角印/実印を作成(freee角印を登録すれば、見積/納品書/請求に自動押印できます)
開業後に必要になるもの
- 見積書/納品書/請求書の雛形
- インボイス発行事業者登録(法人との取引には必要となる場合があります)
日々の決算に向けた作業
- 取引を全て会計システムに登録(freee会計に、経費、売上などすべてを登録)
- 口座の動きも会計システムに連動
- 税務署の勉強会に参加(帳簿の付け方、決算書の作成方法、消費税申告方法など)
決算の作業
- 個人の所得税確定申告に必要な控除すべきデータを集める(会社員と同じです)
- 税金引き落とし口座を国税局に登録しておくと便利
- 会計システム(freee会計)から確定申告(eTax連携できると簡単)
- 消費税確定申告(インボイス業者なら必要です)は、freee会計でデータを作成し、e-Taxで送信可能
実際に青色申告/消費税申告をやった感想
実際の所得税申告では、事業分の青色申告が必要になります。
これが、経理/税務知識がほぼ0な私にできるのか?
そんな、不安がありましたが、やってみると案外あっさりとできてしまいました。
日々の入力ができていれば、ひっかかることも少なく、困ったら、チャットで聞けばすぐに対応できます。
消費税の確定申告は、若干仕組みが理解できいないと、???な部分もあります。
数字が合わないとか、数字がどこから計算されるのかが分からず、心配になりますが、これも、税務署の説明会で、いろいろ知識を入れておいたおかげで、会計ソフト(freee会計)の説明も理解しやすくなります。
とはいうものの、結局、決算は、小規模ということもあり、ほぼ半日程度でできました。
クラウドの会計ソフトは、本当に簡単に使えて、驚きました。
こうなると、税理士さんに頼まなくてもできてしまいます。
ということで、2023年分の決算を無事終えて、2024年に向かえそうです。
0