「独り言」:AndroidスマホでGStreamerアプリを作ってみました!

2024/5/2のブログで、「Android Nativeアプリに挑戦中!」を書きました、あれから3か月が過ぎ、8月になりました。
そうです、Ubuntuで動作している自作アプリをベースに、Androidで使えるようなアプリとして、仕様も少し変更したものを作成しようと、3か月、ほぼ毎日、コードとスマホと格闘し、7月下旬になんとか動くようになりました。

Android Nativeアプリで、Ubuntuアプリのロジックは、比較的簡単に動作したのですが、そのアプリには、GStreamerを使用する部分があり、この実装に結構時間がかかりました。

そもそも、GStreamerをAndroidで稼働させるため、Android NDKに合わせたGStreamer Build済バイナリを利用して、nativeコードビルドのために、Android.mkに記述する必要がありのですが、その結果、org.freedesktop.gstreamerという名前空間のモジュールが生成されます。
元々、自分のアプリの名前空間でないモジュールが、どの用に生成され、それを、どのようにリンクし、自分のロジックから利用するか、そして、Android スマホ画面上に、GSTreamerで描画された映像を、表示するかを理解するため、唯一といっていい情報は、GSTreamer TutorialのAndroidアプリサンプルコードだけということも、ハードルでした。

このTutorialを動かすことは、わりと早くできたのですが、ビルドの流れと、アプリへの組込方法の理解にてこずりました。
それは、私のAndroid開発が、ほぼ初めてのようなレベルにあったことが最大の要因だったと思います。

Qiitaへ質問してみたり、ChatGPTに尋ねてみたり、いろいろして、1か月近くもがくと、いろいろな情報がつながりはじめ、7月中旬には動くようになりました。

ここにアプリを紹介したいところですが、事情がありスクリーンショットや、コードを紹介することはできません。

Androidスマホのテザリングネットワークに接続したカメラデバイスの映像を、Androidで表示できるという、そんな構成のアプリです。

Android/Native/GStreamerのアプリに興味のある方は、info@tanakafeworks.com までコンタクトしてみてください。
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